そもそも私たち理美容は、生活に密着している業種である
この感染症が世界的に広がりを見せ、いたるところで自粛ムードとなっていますよね。ちょうど3月の歓送迎会やお花見などと重なって、そこでこの自粛ムードとなっては飲食業を営む経営者には大変な局面だと思われますよね。ほんと大変だと思います。
この理美容は比較的不況にも強い商売だと思っています。10年ほど前のリーマンショックの時も私のお店では全く影響はありませんでした。というか、昨対でプラスをキープしていたくらいです。世の中がどんなに不景気になろうとも髪の毛は伸びてくれる。本当にありがたいと思ったものです。また当時は雇用調整助成金が登場し、週休3日4日といった会社が多くなり内定取り消しや4月になっても自宅待機など、今思い返すとすごい時代だったな~と思います。しかし、そうやって会社が休みになったおかげで平日にお店に来てくれるお客さんが多かったのも記憶しています。
しかし、この感染症の場合はどうでしょう???この理美容業って思いっきり濃厚接触の商売ですよね。ぶっちゃけ少なからずとも影響あるんじゃないかな?って思ってます。
じゃあどう対策するの?
一番大事なのは、お客様に正直であること。これば一番ですよね。自分やスタッフに熱がある場合は、絶対にお店を休むこと。無理して働いて目先のお金を取りに行ってのちに大きなお金と信用を失うことになります。熱がでたら絶対に休む。絶対です。
次はお客さんの不安を少しでも減らす。施術者のマスク着用ももはや必須でしょう。ここまでくると外食に行ったときに店員さんがマスクをしていないだけで「え?」って思うようになってきました。昨日訪れたレストランでは入店時にアルコール消毒を強要されました。けど、これがかえってお客さんへの安心感につながると思います。入店時や退店時の扉を開けるだけでも戸惑うようになっていますよね。過剰かもしれませんが、すこしでもお客さんの不安を減らすための努力はしても損はなさそうです。
- スタッフに熱があったら休ませる
- 施術者はマスク着用
- 入店時に手を消毒してもらう
- 1客ごとにお客さんが触れた部分を消毒する
いつまで続く?
はっきりいってわかりません。コロナによる直接的な影響は夏ころまでには収まるかもしれません。しかし、これだけ自粛ムードが蔓延するとそれによる実体経済への影響が計り知れません。これはおそらく数年単位で続くのでは?と思っています。長いと3年くらいは不景気ムードが続くかもしれませんよね。その時のために今は目の前のお客様にしっかりと向き合い、正直にお付き合いをする必要があります。
もしものために・・・
理容、美容への影響はそんなに急ではないと考えられます。今はまだ余裕があるサロンが多いと思います。しかし。この先緩やかに消費者の購買意欲が低下する恐れが高いです。長い不況に耐えなければなりません。その時のためにしっかりとキャッシュを貯めておく必要があると思います。